婚活の成功は食生活がカギ?
人を良くすると書いて「食」という字ができるように、食事は人間が生きていくうえで大切な要素です。
食生活が乱れると、お肌の調子が悪くなったり体調も優れなかったりとダイレクトに身体に反映されてしまいます。
また、「食の乱れは心の乱れに」という言葉もある通り、精神面にも影響があると言われています。
そのため、婚活中の女性で、将来子どもを望んでいるという方は特に食生活に配慮しなればなりません。
そこで今回は、妊活・妊娠中にどんな栄養素が必要になるのかをご紹介します。
妊活中に必要な栄養素
最近では妊活中に必要な栄養素が手軽に摂れる“妊活サプリメント”が販売されています。
ビタミンE
ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれており、体内の酸化を防いで老化を遅らせる抗酸化作用があるのが特徴です。
アンチエイジング效果が期待できるとして、スキンケア商品や美容系のサプリメントにも使用されています。
また、ビタミンEの生化学名「トコフェロール(tocopherol)」は、ギリシャ語の「Tocos(子供を産む)」と「Phero(力を与える)」からきており、「子供を産む力を与える」という意味をもちます。
ビタミンEが不足すると、卵子の質が低下する可能性があるため、妊活中には欠かせない栄養素なのです。
妊娠中に必要な栄養素
妊娠中に食事が乱れると、赤ちゃんの発育に影響が出るのはもちろん母体の健康にも悪影響が生じます。
葉酸
葉酸は、赤ちゃんの正常な発育をサポートしたり神経を作ったりするはたらきがあるため、妊娠一ヶ月前から摂取しておくべき大切な栄養素です。
水溶性ビタミンの一種で、ほうれん草や小松菜、いちごなどに含まれていますが、1日の葉酸必要量は480マイクログラムなのでサプリで摂取するのがおすすめです。
鉄分
妊娠中期以降、積極的に摂取してほしいのが「鉄分」です。
妊娠すると、赤ちゃんが発育するために必要な鉄分が吸収されていくため、貧血になりがちです。
また、母乳から赤ちゃんに鉄を与えないといけないため産後も必要な栄養素なので意識して摂るように心がけましょう。
カルシウム
カルシウムは、赤ちゃんの骨や歯を作る際に必要なうえに、母体の骨密度低下を防いでくれます。
さらに、血中のカルシウム濃度を維持することにより、蛋白尿や全身の臓器障害を引き起こす可能性がある「妊娠高血圧症」の予防にもつながります。
食は自分の身体を作る源
婚活中はなにかとストレスがかかってしまい、たくさんのエネルギーを使います。
そのような時に、食生活が乱れていると、倦怠感や疲労感、不眠にもつながるため全力を出しきれません。
また、キレイになりたいからと高い基礎化粧品に頼りがちですが、皮膚を作り出しているのは自分が口にした食べ物です。
外側だけをキレイに維持するのではなく、外側と内側どちらにもアプローチして内面から美しくなって婚活に挑みましょう。